2013年1月26日土曜日

曲がれスプーン [映画]




長澤まさみは、今のショートが好き。


サイキックを取り扱う番組のADをしている米は、寄せられたハガキの中に本物がいる!かもしれないということで、様々な人物のもとを訪れる。
しかし、 なかなか本物のサイキックに出会うことができないで翻弄していた。
一方、サイキックが集う喫茶店では、サイキックによるパーティが行われていた。そこに一人の男が現れて・・・


本広監督作品で、サマータイムマシンブルースとも関連しているということでレンタル。
ん~本広監督らしい演出ではあるけど、本作自体が非常に地味だった。
ストーリーと登場人物のゆるさはいいんだけど、話に山がない!

UDONも観ようかと考えていたけど・・・見ないかな~。

評価:★★☆☆☆

2013年1月20日日曜日

ピザボーイ 史上最凶のご注文(原題: 30 Minutes or Less) [映画]




B級映画テイストを残しつつも、狙い狙い過ぎて、もっと跳ねて欲しかった。


ピザ配達をしている主人公は、いつものようにピザの注文を届けに行くと、そこは廃処理場。
出てきた住人は被りものをして、襲われる。
起きると、爆弾が体に着用され、銀行を襲って10万ドルを盗んで来いと、言われ・・・


「ゾンビランド」の監督ルーベン・フライシャー・主演ジェシー・アイゼンバーグで贈るコメディ映画ということでレンタル。
ゾンビランドが非常に良作だったので、レンタルしたけど・・・個人的には微妙。
というのは、ラストも含めて「素人がこうも上手くいくわけがないし、残ってるのは絶望だけなのでは?!」と、
夢のない夢物語で、飛躍しっぱなしで着地点が見えてこないストーリーがダメだった。

もっと良質で、チープな映画を観たい。

評価:★★☆☆☆

2013年1月14日月曜日

劇場版 HUNTER×HUNTER(ハンターハンター) 緋色の幻影(ファントム・ルージュ) [映画] ネタバレ






本日のレイトで観てきました!長野では初めて観る満席。 さてさて映画は・・・
※本ブログはネタバレを含みます。

クロタ族の生き残りがいると報告を受けて、向かったクラピカとレオリオ。
しかし、それはクラピカを呼び出す罠で、クラピカの"緋の眼"が奪われてしまう。
駆けつけたゴンとキルアは、奪われたクラピカの眼を通じて伝わってくる情報の元、
調査を開始する中で、人形師と出会い・・・


ハンターxハンターの映画。
結構、期待していたのですが、、、個人的にはハズレでした;;
この映画、たぶんというかほぼ間違いなくパラレルの世界観なワケなんですが、
まず時期としては、パクノダが死んでいることと、
団長にチェーンがかかっていること、
ゴンとキルアの雰囲気からグリードアイランド編の前。(クラピカは団長との戦闘後、離れたことを考えると変だから、パラレルと予想)

作品全体に感じた違和感/不満は
 ・ゴンとキルアのやり取りが中心(これじゃあ、エヴァQのアレをちょっとソフトにしただけじゃねえか)
 ・ゴンとキルアがウボォーギンの姿と能力まで知っている。
  ・旅団やイルミもどきが戦闘に参加するため、ゴンとキルアの戦闘が全然勝てないため、クラピカ頼りなのに、クラピカが全然活躍しない。
  ・知能戦0
 ・オモカゲの能力のせいで、旅団の魅力が低減。
 ・旅団が表に立ち過ぎている。
 ・原作だと無敵のエンペラータイムが地味

ワンピースのようにキャラの回想とつなげるなら、ゴンとキルアの友情劇よりも、
やっぱりクラピカの復讐劇を前面に押し出した感じなら、楽しめたのにと残念。

ただ、0巻に収録されている冨樫先生へのアンケート「今後、クラピカは、幻影旅団はどうなるのでしょうか?」の回答が最高に、冨樫先生らしくていいです。笑

評価:★★☆☆☆(エンドロールに出てくるあの人。とラストの映画第二弾告知に出たネテロにはテンションが上がった。)

2013年1月13日日曜日

悪人 [映画]




観ながら、久々に「人ってなんだろうな~」っと思った映画。


出会い系サイトで知り合った女性を殺してしまった祐一。
事件が明るみになる中で、混乱した彼は別の女性・光代と出会う。
警察が彼に行きつき、さらに混乱が増し、彼は光代に自分が人を殺してしまったことを告白し・・・


公開当時、深津絵里がモントリオール世界映画祭で、最優秀女優賞を獲得し、ずっと気になっていたので観賞。
観た率直な観賞は、久々の真っ直ぐな邦画。という感じ。
今の世の中を反映する様々な設定。セリフ。
それに反発する描写。
この辺りは観て良かったと思った。

特に好きなシーンとして、
・前半の妻夫木君の全体的に、キョドキョドとして演技(どれも良かった)
・逃げた後の深津絵里のベッドシーン
と、前半に固まっていて、後半は少し退屈な場面が増えて行った。
こういうストーリーで結果が見えると、「わかってはいても」・・・なのだが、なんかダメだった。

現代の人付き合いや退屈な日常の一部を反映しており、マッチする人ほど楽しめる映画なんだと思う。

評価:★★★☆☆

2013年1月12日土曜日

ザ・レッジ 12時の死刑台 [映画]




期待値には、ほど遠い作品だったかな~


正午に自殺をするという男。
彼は駆けつけた刑事に、自分が自殺する理由を語り始め・・・


サスペンス映画で、大当たりか・大外れの雰囲気を醸し出すジャケットに惹かれてレンタル。
見事に裏切られた~~~!
こういう映画は、衝撃的なラストが大事なのだけど、地味~な終わり方。
自殺する理由が明るみになった時点で、分かってはいたけど、 もっと何かあっただろ!っていう。

そして見所だったのは、ヒロインの女性。
OPのクレジットで、リヴ・タイラーの文字・・・どこかで見たことのある名前だな~っと思っていたら、
エアロスミスのスティーヴン・タイラーの娘さんでした。
普通にセックスシーンもあったし、確か結婚されてた記憶もあったので良いのかな~っと思ったら、
以前にもヌードになったことあるようで。

宗教的な背景があまりない日本では、これを解釈するのは難しいんじゃないかというのが総合感想。
自分もよく分からなかったし。

評価:★★☆☆☆

2013年1月8日火曜日

DRIVE [映画]



こういう主人公像はすごい好き。


スタントや車の修理工場で働くかたわら、強盗のドライバーとして働く男。
そんな彼は隣人の人妻に恋をする。
しかし、彼女には服役中の夫がおり、刑期を終えて出てきて男の人生は思わぬ方向へと動いていく・・・


友人からの紹介と、最近聴きだしたシネマハスラーの昨年度ランキングでもトップに扱われていた本作。
ブルーバレンタイン」のライアン・ゴズリングが主演だったり、ヒロインには「わたしを離さないで」のキャリー・マリガンが演じていたりと、配役的にもすごくツボな映画でした。

肝心の中身は、とにかくクールで万能な主人公なのに、ああも堕ちていくのという役柄が良かった。

あとは楽曲と映像。
子供を連れてドライブに行くシーンで流れるあのPOPS。
そして、ダンナが出てくる前のシーンでドライブに出かけた時に手を握るトコの描写。
ホント素晴らしい。

この流れだと、次は「SHAME」が非常に気になっております。

評価:★★★★☆(疲れていない時にオススメ)