2013年5月28日火曜日

ルビー・スパークス (原題:Ruby Sparks 公開:2012年)



評価;100点(観終わった後に、こんなに幸せな気分にさせてくれる映画は久々過ぎて、今は異常な高揚感でいっぱいでございます)





小説家のカルヴィンはデビュー作で高い評価を得たが、その後に小説を書けずにいた。
そんな折、女性が出てくる夢を見たカルヴァンは、その女性のことを小説にしてみては?と宿題を与えられる。
小説を書くにつれて、次第に小説の中の彼女ルビーに惹かれていく。
そしてある日、目を覚ますと、そこにはルビーがいて。。。


タイトルでピンと来てレンタル。
裏ジャケットに「リトルミスサンシャイン」のジョナサン・デイトン ヴァレリー・ファリスが監督ということもあり、
「まあ~外しはしないだろう」
と軽い気分で借りたら、大当たり!
なんか、観ていて妄想とか欲望とか、色んな人間の闇の部分を明るく映し出しているのが素晴らしい。

特筆して惹かれたのが、ルビーを演じるゾーイ・カザン。
とにかく可愛いのはもちろんだけど、脚本と製作総指揮をしているのだからスゴイ!

そして、 カルヴィン演じるポール・ダノ。冴えない男性だな~っと思ったら、リトルミスサンシャインのあの子だと知って納得。
しかし、 ゾーイと映画の中だけでなくて実際に恋人とは・・・羨ましい。

世にも奇妙な物語でありそうな良い恋愛映画。

2013年5月27日月曜日

ハラがコレなんで (公開:2011年)



評価:73点(緩さは好きだけど、展開がブッ飛び過ぎててラストはついていけなかった)




両親にカルフォルニアに行っていることにしている光子は、妊娠中。「粋」であることを大事にしている光子は、風の流れに身を任せてタクシーに乗ると、昔住んでいた長屋に流れ着く。
そこで、言うことはキツいけど「粋」な生き方をしている大家のもとで生活するようになる。
長屋の近くにある定食屋で、光子が旅立った15年前、結婚しようと告白をした陽一と再会する。
子供が生まれる日が刻々と迫る中、光子は定食屋、人がいなくなってしまった長屋を再生させようと奮闘する。


川の底からこんにちわ」「あぜ道のダンディ」で一気に好きになった石井裕也監督の作品。
いつも借りられていて、やっと借りれた作品。
期待値と比べると、ちょっと違ったかな~っというのが所感。
前に観ていた二作と比べると、終わり方の着地点が変!笑

「この流れはたぶん終わるんだろうな~終わるんだろうな~あっ!やっぱり終わった」
と終わって欲しくないとこで終わってしまった。
仲里依紗は、「純喫茶磯辺」から考えると・・・なんだか一気に老け込んだな~っという印象。
そして、個人的にはハマってない;;
けれど、今は仲里依紗が実際に妊婦さんだと考えると不思議。

今日改めて石井監督のwikiを観ていたら、「舟を編む」も監督していたとは。
DVDになり次第、すぐに観ます。


2013年5月24日金曜日

亀は意外と速く泳ぐ (公開:2005年)




評価:86点(6って数字が好きなんですよ。)




平凡過ぎて存在感の薄いスズメは、
階段を登る途中にりんごが転がってきて、
コケそうになったら小さな「スパイ募集」の広告。
怪しいと思いつつも 電話したら、来いと言われて行ったら、そのままスパイになって。。。


三木聡監督のファンで、 前にテレビでラスト30分ほどを観てしまい、
それが非常に面白かったので、一回見た映画はあんまり観ない派なので
「うわ~何か手を出しづらくなっちゃったよ」
と思ってたんだけど、観たくて仕方なくなって観賞。
結果、たぶん一回通しで観たような記憶があるけど、それくらい印象に残らないんだけど、
すごく楽しい映画。

特にね、ふせさんと岩松さん・・・最高だな~。笑

2013年5月21日火曜日

ピラニア・リターンズ (原題:Piranha 3DD 公開:2012年)





評価:76点(B級映画の続編らしく中身低減のエロさ増強)




前作から一年後、ビクトリア湖がピラニアに襲撃されて隔離され、ピラニアの駆除が進んでいた。
舞台は変わり、オープンを控えたプールで再び惨劇が始まるのだった・・・


前作があまりにも面白かったため(個人差の振り幅は非常に大きいと思います)、全作のラストに流れた予告で楽しみにしていてレンタル。
クオリティの下がり具合が半端ない。
そしてビックリするくらいのエロさ向上。
面白さとエロさが面白いぐらいに反比例する作品でした。笑

個人的に今回ツボだったのが、アレを初めてするシーンでのやり取り。
狙いにいきすぎて辺りがツボでした。笑

なんだかんだ言ってもこういう下らない映画がすごく好きなんです。

2013年5月20日月曜日

アベンジャーズ(原題:Marvel's The Avengers 2012年日本公開) [映画]





評価:76点(ヒーロー総集結は胸が高鳴るけど、やっぱり思い入れのあるヒーローの集結じゃないとなかなか響きません)





国際平和維持組織シールドは、ロキの襲撃で四次元キューブを奪われてしまう。
ロキの目的は、宇宙人のチタウリとともに地球侵略をすることだった。
シールドは四次元キューブを取り戻すべく、各地に散っているヒーロー達に召集をかけるのだった・・・


楽しみにしていたアメコミヒーローが夢の終結をするアベンジャーズ!
アイアンマン(2008年)のラストから楽しみにしていた本作。しかし全作観たけれど、どうしてもアイアンマン以外がピンと来ず、劇場までは足が伸びずに遅れに遅れてDVDにて観賞。
観た感想としては、金のかかりかたが半端ない!!の一言に尽きます。
日本の特撮物も大好きなのですが絶対、日本では成立しないよ、これ。笑

 ストーリーは、もう強引さが全開で、これは戦隊vs仮面ライダーのMOVIE大戦でもあった現象ですが、薄さが否めないです。
どちらかというと、各キャラクターに焦点を当てたストーリーの方が好きです。
 今回、やっぱり好きなのがトニースタークを演じるロバウト・ダウニーjr。もうあの人最高過ぎます!

というわけで、今の気分は非常にアイアンマン3が観たいです。

2013年5月15日水曜日

探偵はBARにいる [映画]




評価:86点(昔ながらの邦画探偵映画に万歳)





コンドウキョウコと名乗る匿名の女性から、弁護士を訪ねて質問をするという簡単な依頼を受けたハズだったが、
弁護士のもとを後にすると探偵は拉致をされて、生き埋めにされそうになる。
生き延びた探偵は、この依頼にさらなる興味を抱くのだが、この依頼には裏があって。。。


観たいと思っていた本作。2の公開に伴って、テレビ放送していたので観賞。
想像していた以上に面白かった!そして大泉洋主演なので、 もっと肩の力が抜けた作品だと思ったら、予想以上にシリアス。
ドラマチック過ぎて、ここはあまりツボではなかったな~。

この映画は、とにかく登場人物のキャラクター像が良かった。
ちょいちょいと荒があるように感じたけど、それも含めて良かった。
アクションシーンが少し現実離れしてる感じもまた、個人的にはツボだった。
映画だから、それくらい荒くて良いんだと思う。

 映画を見て、モッズコートが欲しくなりました。新しいモッズコート欲しい。

2013年5月8日水曜日

セイジ -陸の魚- [映画]





評価:80点(きっと残らないんだけど、観れいれる)




自転車で旅をしていた途中、車と衝突事故にあった主人公。
車の運転手・カズオの知り合いであるセイジが店長をするドライブインで、ひょんなことから居候をしながら、アルバイトを始める。
カズオを始めるとするドライブインの常連、店の経営者である翔子らと街での生活を楽しむのだが。。。


伊勢谷友介監督作品として、非常に気になっていた作品。
周りから良かったとも悪かったとも評判をあまり聞かなかったのと、番宣で出まくっていた 伊勢谷友介と出演陣の様子を見ても一体どんな映画か想像がつかず、事前情報があまりない状態で観賞。
それが非常に良かった気がする。
終盤で起こるある事件からの展開が少し寂しい気もしたけど、それはきっと考えさせることに焦点を置いているからだと思う。
そんな下りがいたるところに散りばめられている。
けど、散らばり過ぎて掴みづらいってのが観た感想。

特に着目すべき点としては、俳優さんの豪華さとそれなしではこの映画が絶対に成立しないことだと思う。
衣装も良い。(全てrebirth projectの物でした)
音楽も良い。(OP付近の現代の時に流れたあたりは雰囲気が何か好みではなかったけど)

人によって、捉え方が大きく異なる作品であるのは間違いない。

2013年5月7日火曜日

パレルモ・シューティング (原題:PLERMO SHOOTING 公開:2011年)





評価;54点(難し過ぎるのと、BGMが個人的にダメ)




有名写真家フィンはある夜、車で写真撮影をしていたら奇妙なモノをフレームで観てしまい、事故にあいそうになる。その後、ミラ・ジョヴォヴィッチの撮影をするため、パレルモで撮影を行うのだが、そこで彼は灰色のローブを着た者に矢で殺されそうになる。
気になった彼は、真相を追及していくのだが・・・・


ミラ・ジョヴォヴィッチが出ているということで、なんとなく衝動借りした作品。
まさかミラ・ジョヴォヴィッチ本人役として出ているとは。
しかも、期待したほどに出ないし。

映画は難解過ぎて理解不能でした。
あまりにも理解不能で、他のレビューサイトを観て観たけど、意味が不明。
しかも意外に評価が全体的に高い。
きっと、私の脳みそが全くついていけないオンボロだからでしょう。

デニス・ホッパーが出ているのもミソ。