2014年4月28日月曜日

アフターショック (原題:Aftershock) [映画レビュー]



監督    ニコラスロペス
脚本    ニコラスロペス
       イーライ・ロス
日本公開 2013年10月26日


評価:90点(「あっ、イーライ・ロスだ!」と全ての面において言いたくなる映画)






チリのサンチャゴへ遊びに行ってきた男3人組。
そして、ナンパして知り合った女3人組。
6人は異国の地を楽しむのだが、クラブで飲んでいると地震が起こって事態は一変。
楽しい一時から、地獄のような惨状へと景色は変わり。。。


ムービーウォッチメンで推されていて鑑賞。
とにかくね、イーライ・ロスなんですよ。笑
主演してるとか関係なく、最初から最後までイーライ・ロス臭しかしない映画でした。
どこがイーライ・ロスかというと、もう「楽園→急降下して地獄」の構図。
イーライ・ロスは、日本で不謹慎と言われる類の映画にかけては、本当に素晴らしい作品を世へ送ってくれると思う。

この映画では、震災による混乱、そして人の死と地震を題材にすると必ずついてくるものだけでなく、
暴動や強姦、そして殺人まで必ず起こる事象が、あっけなく描かれている。
じわじわではなく、あっけなく。
人間の本性が真っ直ぐ描かれていて良かった。
そして、悪趣味なエンディング。あれもまた素晴らしい。

ちなみに好きなシーンは、掃除のおばさんのシーン。
完全に笑いを誘っているとしか思えないタイミング。


この映画に入ってた予告の『道化死てるぜ!』を観てみたい。
タイトルからヤバい。笑

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