
評価:65点(歴史の背景に興味があると面白いかもしれない)
第二次世界大戦後の時代。
病弱な少年フランソワは、ずっと目には何でもできる兄の存在が見える日々が続いていた。
そんなフランソワを心配した両親は、彼を異教で清めてもらったりと色々な手を尽くす。
しかし、この兄は実際にいて、屋根裏に隠されていたぬいぐるみを見つけたことから色んな事実を知っていき・・・
ジャケットを観て、なんとなく衝動借りした映画。
ナチス下で、ユダヤ人の迫害に葛藤する様子が終始描かれていて、それでも弱い面・強い面含めて本能に真っ直ぐな人間像が描かれているの良かった。
この映画の色んな意味でキーとなるのが、タニア役を演じるセシル・ドゥ・フランスの存在。
セックスシーンも含めて、とにかく妖艶で魅力的。
映画の全般において、存在感が凄まじかった。
映画を通して、歴史を知れるのは幸せなことだけど、不幸なことでもあるように感じた。
0 件のコメント:
コメントを投稿