2014年7月27日日曜日

FUJIROCK FESTIVAL '14 7/25(FRI [1日目] & 7/26(SAT) [2日目]



去年に引き続き、今年も行って来ました!
FUJIROCK FESTIVAL '14!!!!!!!

途中、県道353号が閉鎖してるなんてトラブルに見舞われたものの、無事に到着。
しかも晴天!!


今年はこの位置に、基地を設営。

グリーンで忌野清志郎さんの"田舎へ行こう!~Going Up The Country~"が鳴り響いて、


【11:00~】
[ROUTE 17 Rock‘n’Roll ORCHESTRA] at GREEN STAGE
去年に引き続き、こちらのバンドを鑑賞!
特に今年はTOSHI-LOWさんが出るということで楽しみにしていたら、最初から登場!
何を歌うのかな~っと思っていたら、Sly and the Family Stoneの”I Want To Take You Higher”!!




そして、いつも通り客席に突っ込むTOSHI-LOWさん。笑
MCはいつも通りキッレキレ!!!!笑
意外な選曲だな~っと思っていたら、どうやらこのバンドのリーダー・池畑潤二さんの選曲。
もう一曲は自分で選んでいいとのことで、歌ったのは15歳の時に初めてステージの上で歌ったというTHE ROOSTERSの"LEATHER BOOTS"!! 
いつもと違うと思いきや、いつも通りのTOSHI-LOWさんでした。笑
ラストは出演者全員で、THE POUGESの"FIESTA"を合唱。



しかし、歌詞は適当に「アイルランド」を連呼するのみ。笑
それも含めて最高のライブでした。
最初がこのバンドで本当に良かった。




CAFE DE PARISで観る初めてのライブ!
【13:00~】



イタリアはベネチアのスカパンクバンド!今回のフジ予習をしていた中で気になった鑑賞。
ライブは非常に素晴らしかった!
そして、フロアの雰囲気は、狭いライブハウスの感じと同じ。
非常に踊りやすくて良かった。


オレンジコートのJAMES IHAをチラ見しつつ、FIELD OF HEAVENへ移動。()
【14:30~】
も~復活以来、ずっとフジで観たいと思っていたバンド。
とにかく素晴らしかったの一言。

ここで思い出として、客席にどこかで観たことのある人がいるな~っと思っていたら、
りんご音楽祭のカメラマンさん!(以前、撮って頂いたことがある)
ライブ終わりにお話をしたら、今年もりんご音楽祭でカメラマンをやるとのことで、また会えるのが楽しみ。


GREEN方面へ戻る途中、GYPSY AVALONの付近で、フラフラと買い物をしようと思ったら、すごい人だかり。
そして、客席にチラホラ見えるBRAHMANやPIZZA OF DEATH T。
誰だろうな~っと思って、HPを観たら意外な4人組。
【15:45~】
[エセタイマーズ] at GYPSY AVALON
最初に、ボーカル/ギターで忌野清志郎に扮したあの人がアコギ一本で登場して、イマジンに対訳をつけて演奏。
途中でメンバーが登場。
明らかにあの人とあの人あの人。全員観たことがある。笑
そして、全員揃ったところで"タイマーズのテーマ"に対訳をつけた"エセ・タイマーズより愛をこめて"を演奏。


ちなみに、メンバー紹介によるとゴリー、ソミー、ツネー、横山健(→ジュングレイ→キャンドルジュン→キャン)とのこと。笑
 ※映像参照。
持ち時間の半分はMCだった。半分ふざけていて、半分真剣で、全力で毒に溢れていて、こういうメッセージ性は非常に大切だと思った。
ロックバンドはこうでないといけない。


この日、もっとも楽しみにしていたバンド。
【17:30~】
今回のフジ出演で予習して知ったバンドで、もっとも聴いたバンド。
とにかく1stアルバムのTORCHESの楽曲が素晴らしかった。
ライブももちろん素晴らしくて、TORCHESの聴きたかった"Helena Beat","Pumped Up Kicks","Miss You"といったナンバーが聴けて幸せだったのはもちろん。
会場に溢れた人とGREEN STAGEと演奏の一体感が素晴らしかった。
1.Life On The Nickel
2.Helena Beat
3.Best Friend
4.Pseudologia Fantastica
5.Houdini
6.Coming of Age
7.Call It What You Want
8.Are You What You Want To Be
9.The Truth
10.Miss You 
11.Pumped Up Kicks
12.Don't Stop


最後の観たのは去年のTAICO CLUB。
そしてフジで観るのは、2006年以来。
【19:20~】
どこから持ってきたの?!ってくらいの階段セットを利用したVJ演出。
“FLASHBACK DISCO”,“あすなろサンシャイン”,、“Shangri-La"からの会場のボルテージの上がり具合は素晴らしかった!
そして、ピエール瀧さんが捌けて、やっぱりラストの"富士山"。
いつもの噴火する被り物かと思いきや、富士山のカラーコーンに少し肩透かしをくらいつつも、素晴らしいライブだった。


そして、ずっと迷っていたラスト。
電気グルーヴを観て、まだまだ踊りたりない!!ということで、
【21:20~】
ずっと、あまちゃんを観ていてハマりにハマっていた自分にとって、ここを選んで良かった。
電気グルーヴ終わりで、ホワイトへの人の異常な流れで、「これ、規制かかるんじゃね?」と全力疾走でORANGEへ。笑
拍子抜けするくらいにスカスカだったけど、それもあって、盆踊りの演者さんと写真を撮ったり、うちわをもらったりと楽しい時間を過ごせた。


そして、盆踊りはとにかく良い意味でめちゃくちゃ。笑
まず、フジロックでオレンジコートなんだけど、それを忘れるくらいに近所の盆踊りの雰囲気。
大人から子供まですごい思い出に残る時間を楽しく過ごせた。
セットリストは、7/23に発売したばかりのCDと同じ。
1. あまちゃん音頭
2. すみだ川音頭
3. 地元に帰ろう音頭
4. クダラナ庄助音頭
5. 新生相馬盆歌
6. ええじゃないか音頭


ラストをOREANGE COURTで過ごしたのは初めてだったのだけど、ほぼ全てのステージのトリのライブを観たり、各ステージの雰囲気を観れたのは本当に楽しかった。

そんなわけで、初日が終了。



・・・とこんな感じで、一日目を書いていたら3時間経過。笑

二日目は間違いなく一生記憶に残るライブをしたこのバンドについてのみ書こうと思う。
【21:20~】
ステージ中央に登場したミラーマンのアナウンスでライブはスタート。(流暢な日本語をしゃべってたな~)
そして、ライブは"Reflector"からスタート!
曲ごとに楽器を変えたり、VJやステージとPAブースの間で歌う演出があったりと、終始感動。
Sprawl ⅱもうこの時点で、このバンドが今年のフジの中で最高だと確信していた頃、自分にとって一生忘れることの出来ないライブが展開される。
ここで音が止み、ステージに手をつないで現れる無数のバブルヘッド。
彼らがステージ中央にたどり着いた時、流れたのはまさかのYMO"Rydeen"!!笑
もう会場が笑顔で包まれたのは間違いなく、自分は終始笑いが止まらなかった。
"Rydeen"を遮るようなキーボードの音からの"Normal Person"。
この曲が終わった瞬間に、GREEN STAGEを覆ってステージが見えなくなるほどの紙吹雪。
間違いなく人生で観た中でも、もっとも多い数の紙が舞った紙吹雪。
ラストの"Wake Up"では大合唱。

このバンドが終わった直後、この二日間観たすべての情報が飛ぶほどの本当に一生忘れることのないライブだった。

1.Reflector
2.Flashbulb Eyes
3.Power Out
4.Rebellion
5.Joan Of Arc
6.The Suburbs
7.Ready To Start
8.Tunnels
9.We Exist
10.No Cars Go
11.Haiti
12.Afterlife
13.It’s Never Over
14.Sprawl ⅱ
(Bobbleheads – Rydeen – YMO)
15.Normal Person
16.Here Come The Night Time
17.Wake Up


正直、開催前は観たいアーティストが3日目に集中して、ショックだった。
けれど、知ってる知ってないに関係なくライブはもちろん、様々なイベントや出会いで楽しかったことと、最後の最後に人生史上最高のライブを観ることが出来て本当に良かった。

来年は3日間行きたい!
行きたい!!
行きたい!!!

2014年7月13日日曜日

ふがいない僕は空を見た [映画レビュー]



監督    タナダユキ
脚本    向井康介
原作        窪美澄『ふがいない僕は空を見た』
日本公開 2012年11月17日


評価:95点(天国と地獄が入り混じった凄まじい映画)





登場人物のオムニバスであり、人間関係を描いた映画。
同人誌の販売会で人妻の里美と出会った卓巳。
それから二人は関係を持つようになるが、卓巳はこの関係に疑問を感じていて・・・
里美は不妊症で、姑から執拗な嫌がらせを受けていた。そんな時、卓巳に出会い・・・
卓巳の友人で、団地暮らしの良太は、学校へ来なくなった卓巳のことを知って・・・


ムービーウォッチメンでプッシュされていて鑑賞。
この映画の素晴らしかったところは、人間の陰の部分を色濃く切り取っているところだと思う。

田畑智子さんの濡れ場かつセリフ「いっぱい出していいよ」「もっと舌をとがらせて! 」「ちゃんと入れて!」は、演じる里美の人間らしいキャラクターが現れていて良かった。

描写や内容は決して一般受けしないかもしれないけれど、こういう映画はもっとたくさんあって良いと思う。


[ネタバレ]
この映画の中で人間性を放っていたのは、良太。
卓巳と里美のセックスしているところを、里美の姑が隠し撮りして、それがネットにあがり、卓巳が学校へ行けなくなったことで、良太はセックスをしているシーンのプリント写真を学校や近所にバラまく。
卓巳の母から弁当を受け取り、捨てていた良太の真意を観た気がして、人間の陰に惹かれた。
そして、様々な出来事で窮地に陥っていく良太を助けるのも、また卓巳の母の弁当というのが、すごく心に刺さった。



2014年7月6日日曜日

ディアトロフ・インシデント (原題:Devil's Pass / The Dyatlov Pass Incident)  [映画レビュー]



監督    レニー・ハーリン
脚本    ヴィクラム・ウィート       
日本公開 2013年2月28日


評価:70点(明らかに違和感のある主観視点だけど、あまりの強引展開は嫌いじゃない)





1959年、ウラル山脈で登山をしていた9人が遺体となって発見されたディアトロフ峠事件。
実際にあったこの事件のドキュメンタリー映画を撮影するために、学生5人がウラル山脈を目指すのだが・・・


他の映画を借りた際の予告を観て気になっていた作品。
カルト的な題材なだけにどういう方向へ転ぶのかと思っていたら、トンデモ映画でした。笑
映画には、主観映像特有のヤラセ感が出てしまうので、そこを工夫してヤラセ感を和らげるのだが、この映画は違った。
ストレートなヤラセ感にただただ萎えつつも映画を観る。
すると、ある仰天展開に行きつくのだが、こういうのは嫌いじゃないので、この映画の好感度が一気に上がったポイント。


[ネタバレ]
映画中盤で、死体の見つかったポイントで、山でドアが見つかってからの展開がすごい。
セックスをいざっというタイミングで意図的な雪崩が行っって仲間が死んだり、軍人が襲ってきたりとトンデモ展開が待っている。
いくらなんでもタイミングが!タイミングが!と笑ってツッコんでしまった。笑

軍人をかわすために、例のドアの中へ入って、この映画の「ディアトロフ峠事件」真相解釈である「ソ連によるテレポート実験隠ぺい」であるという事実をつきとめる。
さらには太古の昔からあったようなテレポートするための設備と、
そして、襲ってきた謎の生き物が、実はテレポーテーションして過去へ飛んだ自分たちであるという結論に至る。


オチを観ると、オカルトが嫌いではないので好きな展開。
ただ、エンドオブウォッチやクロニクルを観ると、主観映像感が弱いな~っというのが残念。

2014年7月2日水曜日

サイレントヒル: リベレーション3D (原題:Silent Hill: Revelation 3D)  [映画レビュー]



監督    マイケル・J・バセット
脚本    マイケル・J・バセット       
日本公開 2013年7月12日


評価:25点(ただのお化け屋敷映画)





シャロンは、こちらの世界へ戻ってくることができていた。
ら月日が経ち、シャロンを追う教団から父と逃げていた。
しかし、父がサイレントヒルへ誘拐されて、シャロンは再びサイレントヒルへ行くことになって・・・

サイレントヒルの続編ということでレンタル。
まず前作が苦手な類だったため、前作の記憶が非常に薄い状態で観たら、ビックリするくらい置いていかれそうになった。
そこで、前作のあらすじをネットで観てから鑑賞。(映画が観れない場合は、これオススメ!)

世界観と雰囲気はすごいけれど、それを栄えさせるストーリーではない。
弱い。

ホラー映画は、バカっぽさかストーリー性、どんでん返しだと思う。
それがなかったら、かなりの確率ではまらない。
そんなはまらない映画だった。

2014年6月28日土曜日

ハングオーバー!!! 最後の反省会 (原題:The Hangover Part III)  [映画レビュー]



監督    スコット・スチュワート
脚本    スコット・スチュワート       
日本公開 2013年7月6日


評価:92点(ラストが素晴らしい)





閑静な住宅街に住む一家。
ある夜、台所が何者かに襲われる。そして、翌日も。
この不可解な現象が、次第に家族自身にも起こるようになり・・・

予告を観て気になっていた作品。
とにかく予告の異常現象が頭から離れなかった。
結果として、非常に自分としてはホラー映画の中でも良質な作品だった。


[ネタバレ]
まず、この家族を襲ってくるのが「宇宙人」であることが映画中盤で明かされる。
その中で、誰が誘拐されるのかだが、振りがいたるところでされていた長男が誘拐される。
ここまでは予定調和だけど、ラスト!長男が誘拐されて終わるバッドエンド。
さらには、トランシーバーから聴こえる叫び声。
もう、このラストで映画が終わるのは自分の中で、ツボだった。

「ソウ」「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」のスタッフが~系映画は、何気に外さない。
むしろ、ツボを押さえていて素晴らしい。

2014年6月22日日曜日

GIANT LOOP FES. 2014 [ライブ]

山梨県は、甲州市の山奥にある神金村で行われたイベントへ行って来ました!
[NOB]がやっていたイベントのタイトルを題打ったこのフェス。
行かないわけがありません!

甲州市役所駐車場に車を駐車して、シャトルバスの出ている塩山駅南口へ
色々ありまして、10時前ギリギリのバスに乗車。

10分ゆられてやって来たのは、神金村。
奥から聴こえてくる[Words Weeds]のライブの音が漏れてくるのとは裏腹に、のどか。
それを象徴するように



会場隣の建物から、おじいちゃん、おばあちゃんが顔を出して手を振っていました。
のどか。

会場前で友人を待っていると、[Words Weeds]がラストに[NOB]の"Harmony of heart"をカバー!
もう外でテンションが上がり狂いましたよ。

というわけで、ようやく入場!


この日のタイムテーブルは、こんな感じ。

テツヤさんいわく、キャパも700~800人ということで、フェスとしては人が少なめ。
飲食ブースには、屋根があって、ご飯も充実していたりと、非常に良かった。


ハンバーガー美味しかった~。

今回のフェスで強烈に良かったのが、[locofrank]
"START"でライブが始まり、その後も、"VOYAGE","Coconuts Fine"などなど「Starting AGE」「ripple」初期の音源の曲が続き、とにかく楽しかった。
MCでは、お互い嫌い合っていた亡くなった鎌田さんへの思い。
それを、柏のライブで告白しあったこと。
そんなMCからも、この日のライブへ特別な思いを非常に感じました。
とにかく楽しかった。



そして、ラストの[THE NO EAR]
いつも通り、フロアーにテツヤさんが降りてきて、"10 YEARS REVOLUTION","I HATE MONDAY"と
野外でも、いつものライブハウスと何ら変わらないマイクジャックの嵐。笑

アンコールでは、鎌田さんに捧げるとして、まさかの"This is a song for you"



客席、セキュリティ、出演者と全員がダイヴして、それぐらい高まる瞬間だった。
これからも、ずっと聴き続ける曲。
最高だった。
久々に腰から落ちて、腕を擦ったのも良い思い出。笑


今回のフェス、出演者が色んな思いを持って来ている人が多かったことはもちろん、
来ている人もNOBやTight祭のTシャツを着ていたりと、すごく特別なフェスだった。

来年も開催して欲しい。
とにかく一日あけた今日は、楽しんだ達成感でいっぱい。

2014年6月19日木曜日

ハングオーバー!!! 最後の反省会 (原題:The Hangover Part III)  [映画レビュー]



監督    トッド・フィリップス
脚本    トッド・フィリップス       
日本公開 2013年4月27日


評価:75点(ハングオーバーファンでないと楽しめない作品)





前作から2年。バンコクの刑務所に収容されていたチャウが脱走。
このことを知ったギャングのマーシャルは、狼軍団の4人に接触する。
実は、マーシャルは以前、チャウに金塊を盗まれており、このチャンスを逃すまいと、チャウが接触するであろう狼軍団に目をつけたのだった。
例によって、人質になるダグ。
残ったアラン、フィル、ステュの3人は、チャウを探そうと動き出すのだが、そんなチャウからアランに連絡があり・・・


最後のハングオーバーシリーズ。
このシリーズは、楽しみきれなかったのが本音だけれど、嫌いにもなりきれない映画。
本作もなんだかんだで鑑賞。
感想としては、今までで一番雑!
悪い意味でお金がかかっていて、個人的にはもっとお金をかけない悪ふざけな感じでよかったように思う。
1作目に出たキャラクターも出てきて、それは個人的に良かった。

この映画で一番良かったのは、やっぱりラストのエンディングでのアレ。
あの感じが、ハングオーバーっぽくて一番良かった。