
評価:★★★★☆(権力と仕事に埋もれる人生はヤダな)
FBIの長官であり、卓越した能力によって米国のシステムを変えていったジョン・エドガー・フーヴァーの人生をクローズアップした作品。
たぶん普段だったら、アンテナに引っかかってこない作品だけど、
別の映画で予告を観てただならぬ何かを感じてレンタル。
そして評価としては当たり!
こういう屈折した人間像と人生を歩んでいるキャラクターは物凄く良い。
普通の平凡も良いけど、やっぱり予算のかかった映画の中ではこういう作品は好き。
ディカプリオのこういうアクの強い役が個人的には好きだ。
人格像が飛びぬけているというか、インパクトがズバ抜けているというか。
良くも悪くもあの映画で成功して、こういう役が出来る俳優に落ち着いたのは嬉しい。
権力に翻弄されて、結果的に周りには誰もいなくなって孤独になっていくのはヤダな。