2013年6月19日水曜日

ウェンディ&ルーシー (原題:Wendy and Lucy アメリカ公開:2008年)




評価:70点(面白い?と聞かれたら「まあまあ」。記憶に残る?と聞かれたら「残らない」)




住所も電話も持たないウェンディ、その飼い犬のルーシーは仕事を求めて車でアラスカへ向かっていた。
しかし、途中で車が故障。
外にルーシーを置いて、お金のないウェンディはスーパーで万引きをするのだが、捕まって警察へ連行される。
そして、スーパーへ戻るとそこにルーシーの姿はなく・・・


ジャケットを観て気になった作品。
長さ、テンポともにすごく良かった。
そして人間の優しい部分と汚い部分、両方のふり幅も尺を考えるとちょうど良かった。
反面、強烈な何かが何もなかったのでインパクトはなかった。

物語はロードムービーかと思いきやの犬を探す話。
犬を探すのも大きな展開もない。
とにかくただただ、淡々と犬を探す。
そんな中で主人公はどんどん悲惨な目にあっていき、ラストへ向かうのだが・・・もっと展開があっても良かったような気もする。
自然体と不自然さの境界線がよく分からない作品だった。

カンヌの「ある視点」映画はどうにも気になってしまう。

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