2014年6月9日月曜日

ファインド・アウト (原題:Gone)  [映画レビュー]



監督    エイトール・ダリア
脚本    アリソン・バーネット
日本公開 2013年6月15日


評価:70点(主人公が最後に発するセリフのための映画c)





<あらすじ>
一年前、泥だらけの少女が発見された。
少女の証言では、彼女は誘拐されて穴に閉じ込められていたという。
そこには、骨も埋まっていたという。
警察が一週間かけて捜索を行ったが、穴も骨もなく、彼女の虚言であると判断された。
その少女・ジルは現在、妹と暮らしている。
妹が試験を翌日に控えたある日、ジルはバイトへ出かけて戻ると妹の姿がなかった。
着ていたパジャマがなかったことや、着けていたイヤリングが落ちていたことから、
ジルは妹が以前、自分を誘拐した犯人に誘拐されたと考えて、1人で捜査をする。


以前、王様のブランチで特集されていたことと、アマンダ・セイフライド主演ということで気になっていた作品。
とにかくネタの流れ的に、ラストのどんでん返しがミソで、どんなミソをつけてくるのか楽しみにしていたら・・・
ドストレートな作品でした。
途中まで怪しそうな人物を色々予想していたため、勝手な期待からあまりにも悪い方向に裏切られてガッカリした。
が、主人公がこの映画内で言う最後のセリフで「ああ、なるほど」と納得。
まあ、無理がある感じは否めなけど。

何よりも一番物足りなかったのは、犯人の動機。
犯人が何をしたいのかがイマイチつかめなかった。
変なアクションや、無理な逃走劇をなくして、もっとストレートなサスペンス調にしたり、犯人の心理像が観れたら良い作品だった気がする。

原題がGoneで、ファインド・アウトにしたのは何故だろう。
そもそも原題のGone・・・これも少し違う気がした。

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