2013年9月25日水曜日

フラッシュバックメモリーズ (公開日:2012年) [映画]



評価:??点(点数のつけようがない真っ直ぐで純粋なドキュメンタリー)




2009年に交通事故で脳に損傷を受け、十数年の記憶と最近の記憶を維持することが出来なくなってしまったGOMA。
彼のデビュー、事故、そして彼がまたステージに立つまでを追ったドキュメンタリー。


公開から気になっていた作品。
自分はGOMAというアーティストを今回の公開で知った。
観る機会はあったものの、触れてもいなかったアーティスト。

特に印象的だったのは「過去の自分」と「今の自分」について語っているシーン。
自分の積み重ねで人がなっていると感じた。

点数に??と書いた通り、自分の映画の軸とは異なる。
だから何かで測ったり比較したりすることは難しい。

Another (公開:2012年) [映画]




評価:50点(橋本愛ちゃんと加藤さんが良かった。物語はダメだった。)





母は早くに他界。父がインドへ行ったため、母の実家へ引っ越すことになったコウイチ。
引っ越してすぐに持病を発症して入院したため、4月から転校予定だったが遅れて入ることになった。
しかし入った3年3組は、生徒の一人をいない生徒としていて・・・


橋本愛ちゃん主演ということでレンタル。
なんだろう・・・とにかく色々と酷かった。
まず自分はこの作品を本作でしか観たことないのだが、、、実写でやるには違和感が残り過ぎじゃねえか?
そして最初の死人発生シーンの死体の雑さ。萎えました。
終盤の殺し合いのシーンもなんだか中途半端。

こういう人がたくさん死ぬ作品はその場のテンションをちゃんと表現できる人に作って欲しい。

2013年9月19日木曜日

コリドー (原題:The Corridor 公開:2010年 カナダ)




評価:70点(ラストの安くささえなければ好き)



目の前には母の死体。気が狂ったように友人を襲ったテイラー。
その後、精神科へ入れられて社会へ復帰。
そんな彼を励まそうと友人との再会をしたテイラー。
テイラーは夜中で歩くと謎の空間と出会い・・・


ジャケットでレンタルした本作。
アイデアはとにかく面白いけれど、方向性とストーリーの落下の仕方はあまり好きなタイプではなかったかもしれない。
とにかくラスト!ラスト周辺の投げやりな粗さ。
低予算なら低予算らしい演出にして欲しかった。

個人的に気になったのは「リー」
最初の女性の名前を字幕でも表示したのは、あのためだけなのだろうか。

実験的な作品は好きなので今年はもっとこういった作品をみていきたい。

2013年9月17日火曜日

レンタネコ (公開:2011年)  [映画]




評価:70点(予告で少しトーンの暗い映画を想像しましたが、かなりポップでした)




ネコにやたら好かれるサヨコは、一軒家でたくさんのネコと一緒に生活をしている。
そんなサヨコはさびしい人の穴ぽこを埋めようとネコの貸し出すレンタネコをしている。
そんな中で出会った4人の人物とのオムニバス映画。


タイトルと予告を観てピンときてレンタル。
あまり予告の文字をちゃんと観てなかったけど、[かもめ食堂]の荻上直子だと知って
「あぁ~」と作風含めて納得。

意外に貸し出しまでのストーリーは予想通りだけど、その後の質疑応答があぁ~こういう感じなのかと違和感。
あの職業の下りはいらないような。。。

個人的にはランク付けのストーリーが好きでした。

2013年8月14日水曜日

SR サイタマノラッパー [映画 日本公開:2009年]




評価:65点(理想を求める現実感)




レコード屋もない埼玉の片田舎でラッパーを目指しているMC IKKUは、ニートをしながらラップでくっていく夢を持っていた。
彼は仲間と「SHO-GUNG」と名乗り、ライブに向けて動き出すのだが、現実はそうそう甘くなく、、、


昔、シネ通という映画番組で取り上げられて気になっていた作品。
ウィークエンドシャッフルを聴くようになってさらにその興味は加速。そしてレンタル。
感想としては、とにかく映像もストーリーも現実を叩きつけられる地に足のつかない考えを捻り伏せるような内容。
この映画の予告をみて想像していたのが昔、エミネム主演でやっていた8-mileのそれかと思っていたけど、全く違った。
とにかくサクセスがない。

特に印象的だったのが、市の集まりの前でラップを披露するシーン。
とにかく観ているこっちが恥ずかしくなるようなあのシーンが強烈だった。

あと必要だったのかよく分からなかったのがみひろ。
個人的には非常に嬉しかったけど、必要かと問われるとよく分からなかった。

何故か、最寄りのレンタルショップに2がないため、そのまま3へいこうと思う。


現実と向き合う大切さ以上に、夢を追うのは大切。

2013年8月6日火曜日

愛と誠(公開:2012年) [映画]



評価:60点(ビックリするくらいに中身がない。笑)





幼い頃、スキーをしている時の事故をした際に助けられた早乙女愛は、その時助けてくれた少年を白馬の王子様としてずっと探していた。
それから年月が経ち、目の前で大勢を相手にケンカをしている青年・太賀誠。
それはまさに早乙女愛が探していたあの時の少年で・・・


三池崇史監督であり、シネマハスラーでも名前が挙がっていたのでレンタル。
観た感想としては失礼ながら良い意味で、ぼ~っと観れる映画。笑
主はミュージカル調なのと、ケンカのシーンでできており、ストーリーはほとんどない。

んで、出演陣は面白い構成で、武井咲の母親役の歌声がどこかで聞いたことあるな~っと思ってたら、一青窈で笑えた。
あと何と言っても存在感が凄かったのが伊原剛志さん。笑
それに比べて、存在感が薄いように感じたのが武井咲と斉藤工。演出上なのかな~。

疲れている時に布団で寝っころがりながら観ましょう。

2013年8月5日月曜日

キツツキと雨 [映画]



評価:86点(ゾンビ映画を映画の中で撮影する映画はどれも良い映画)




無骨なキコリをやっている克彦は、ひょんなことから映画の撮影地探しの手伝いをする。
歳上の鳥居に比べて全く動かない幸一にイライラする克彦。
そんなある夜、温泉で一緒だった幸一を送り届ける克彦は、映画の話を聞いて段々興味を持ち始めて、映画撮影に協力を始める。
するとこれまでなかなか意見を言えなかった幸一が意見を言えるようになり始め・・・


南極料理人があまりにも良かったので沖田修一監督の作品ということでレンタル。
期待以上の作品だった。
何よりも、映画内でゾンビ映画を撮影しているということが素晴らしい!
変なメロドラマ撮影しているなんていう××な設定よりも遥かにこの方が素晴らしい!!

そして苦手だった役所広司の存在が好きになった。それでガイアの夜明けが苦手だったくらいなのに。
とにかく、物語全体が動いているのがよくわかった素晴らしかった。

この次に監督した「横道世之介」がますます楽しみになった。
「このすばらしきせかい」も観てみたいな~

2013年8月1日木曜日

土鍋味噌豚骨 たけさん [長野県長野市]

フジロックからもう一週間ですよ。
未だに余韻に浸ってますよ。
そんなフジロックの帰りにこちらへ寄ってきました。


土鍋味噌豚骨 たけさん。
国道から少し入った路地にあるのですが、ラーメン屋さんがたくさんある激戦区にあります。

入ると、ラーメン屋では珍しいタッチパネルの券売機。

先週は暑い中でしたが、こちらをオーダー。



土鍋味噌豚骨(750円) + もやし(100円)

美味しかったのですが土鍋で全く温度が下がらず、とにかく熱かったです。笑

あと珍しいのが鰹節を擦れるんです。
人生で初めて鰹節を擦りました。

評価:★★★☆☆


土鍋味噌豚骨 たけさん 
026-263-6615
長野県長野市東和田501-5 東和田ビル1F
駐車場も店の前にあります。

2013年7月29日月曜日

FUJIROCK FESTIVAL '13 7/27(STA) [2日目]

昨日書いた1日目に続き、本日は2日目の模様を書いていきます!



THE BAWDIESをちょろっと観てこちらのバンドへ移動


【11:30~】
[THE CHERRY COKE$] at WHITE STAGE
ルーキーから8年経てホワイトのトップバッター!
"1999"が初っ端から聴けたのは良かった~。
ちなみにチェリコ前に雨雲で覆われていた苗場が晴天に恵まれました。
そして、PAブースにはアンドリューさん。さすが!笑


ここで去年は食べることの出来なかった天国バーガーを川沿いで頂きました。
幸せな時間だったな~

グリーンへ移動しようとしていたら[COHEED AND CAMBRIA]が1番好きな"A Favor House Atlantic"をプレイ中でした。ラッキー!



この後、苗場は晴天から一転、雨に。今年の苗場は本当に天候変化が激しい。
グリーンで[AIMEE MANN]を観ながら、のんびりして楽しみにしていたこちらを観にレッドへ。
【14:00~】
[KYTE] at RED MARQUEE
雨の影響もあってか超満員。
独特の雰囲気で最高のライブでした。
特に終盤の"Eyes loose their fire"は終始鳥肌でした。




KYTEが終わって、テントを出たら空はこんな感じでした。
本当にフジらしい悪天候。笑


この後、またレッドに戻ろうとしたらグリーンから奥田民生の"さすらい"が聴こえてグリーンへダッシュしました。笑
やっぱり良い曲だな~


んでフジ参加前日に知ってカッコ良いな~っと思った
[TOM ODELL] at RED MARQUEE
非常に良い声で本当に惚れ惚れするくらいのライブでした。
正直、時間も時間で眠くなるかと思っていたんですが、とにかく見とれました。
ビートルズの"GET BACK"カバーも、終盤の"Another Love"も本当に良かった。


2日目もっとも楽しみにしていた
[FOALS] at GREEN STAGE
あいにくの雨でしたが、グリーンは多くの人でいっぱい。
予習にも書いた通り、1stしか持っていなんですが、youtubeで予習していた"Inhaler"が流れた瞬間は鳥肌立ちました。
2nd以降は傾向が変わってるけど、この路線でいくのかしら。


雨も上がってきた夕方。
そして念願のアレをしに移動。
今年もこの光景は綺麗でした。



1日目に楽しむことの出来なかったSTONE CIRCLEへ行って来ました!
友人から常々噂は聞かされていたけど、これが初!!
初日に撮っておいた時間を頼りに行くと大勢の人でにぎわってました。
来年も絶対に叩こ!

雨も上がり、
この後はグリーンでKARL HYDEを観てまったりして、(壮大だけど、しっくり来ず)
Bjorkへ移動するお客さんと逆方面へ移動してオアシスで友人と乾杯して


Bjorkはモニターなしで、異常な人が苗場に集まってステージが全く観れなかったため、
オアシスを散策。


今年も綺麗だったCandle Juneのキャンドル。


意外に美味しかったくろわっさんそふと。

とにかく素晴らしかった夏木マリのライブ。
他にも歩いていたチェリコのMASAYAさんと写真を撮ったり、東北ライブハウス大作戦ブースにいたあのご夫婦をお見かけしたりと、充実した時間を過ごせました。

グリーンへ戻ったらBjorkが"hyperballad"を歌っていました。
グリーンの大勢人がいる中で聴いた"hyperballad"とにかく素晴らしかった。


その後はオアシスへ移動して会えていなかった友人とひたすら挨拶。
雨もあがって、しんどかった時間からも解放された後に友人とたくさん会えたのは何か本当に幸せだったな~。


そんな感じで、2013年のフジロックを後にしたのでした。

今年は良くも悪くもフジロックらしい天気で、ライブは良くても休めなかったり、体が冷えたり、足場が悪かったり、ご飯を食べてても雨が入ったり、、、と苦しい場面が多々ありましたが、

去年に比べて人も少なかったり、電波が良くて友人と連絡を取れたり、

当たり前ですが、去年とは全く違うフジロックの思い出が出来たことが良くて、
今年は去年以上の燃えつき感でいっぱいです。笑


当たり前ですが最近、知名度の高いアーティストを呼んでチケットがすぐにソールドになったりしますが、
こうやって今まで全く聴かなかったアーティスト・音楽を聴く刺激になるフェスは本当に素晴らしい。


最近、音楽ではなくアーティスト絞りな人が増えているように思います。
自分としては、やっぱりアーティストではなく音楽を好きでいて欲しいな。
そんなことを思った2013年のフジロックでした。

来年は2006年以来、久々にキャンプがしたい!!

FUJIROCK FESTIVAL '13 7/26(FRI) [1日目]




先日、blogで書いた通りフジロックへ行って来ました!
(画像は一応モザイク処理)

色々と書き残したいこともあるのですが、ささささ~っと観たアーティストのメモにこのブログへ書いていこうと思います。



グリーンで忌野清志郎さんの"田舎へ行こう!~Going Up The Country~"が鳴り響いて、


【11:00~】
[ROUTE 17 Rock‘n’Roll ORCHESTRA] at GREEN STAGE
最初は[トータス松本]をゲストに迎えてライブスタート。"I can't Turn you loose"・"バンザイ"で大盛り上がりしたら、
いつもの感じで[甲本ヒロト]が登場!
歌ったのは何故か西城秀樹の"ヤングマン"・"情熱の嵐"を熱唱。
ヤングマンのYMCAでグリーンの一体感が凄まじかったです。笑

【11:30~】
[QUATTRO] at RED MARQUEE
お客さん集まるのかな~などなど、心配事をしながら向かったRED MARQUEE。
そんなことを心配を吹っ飛ばすような大盛り上がりでした。
セトリは"4"を中心とした最近のアルバム。やっぱり"HEY"が聴きたかったな~またライブへ行こう。



【12:30~】
[SOIL&"PIMP"SESSIONS] at FIELD OF HEAVEN
ちょっと遅れて入ったんですが、安定のライブでした。

ここでフジに来て初めてのご飯で[さくらぐみ]でピザを頂きました。
注文から石焼釜で作るピザは噂とおりの絶品!(1,500円也)



【14:00~】
[cro-magnon] at FIELD OF HEAVEN
2008年に上田へ来て以来、久々にライブを観ましたが、相変わらずカッコ良かった。
途中でソイルの社長も登場して大盛り上がりでした。笑


たぶん楽しみにしている人も多かったんじゃないかと思う
【15:50~】
[FUN.] at GREEN STAGE
グリーンでの大合唱は少し合っているような合っていないようなでしたが、非常に感慨深いライブでした。
特に"We Are Young"からの"Some Nights"は感動的でした。


【17:30~】
[MY BLOODY VALENTINE] at GREEN STAGE
楽しにしておりましたが、やはりこの時間のマイブラは素直にしんどかったです。笑
あと非常にコード進行が単調ってのが感想。
ノイズの世界は奥深い。


天気もグズつき始めた
【18:20~】
[Chara x Yusuke Kobayashi (THE NOVEMBERS) x KenKen (RIZE) & [Shinji Asakura x Rio x Masaki Narita]] at RED MARQUEE
ちょうどライブ中に雨が降り始めてきました。しかも大雨。
MCでも言っていたんですが、ずっと曲を作り続けているこの方の姿勢は本当に歌手として好きです。


ちょうど[Chara]のラスト1曲までダッシュでレッドのテントを飛び出したら、雨が上がってました。
やっぱり、このバンドは何かを持ってます
【19:20~】
[BRAHMAN] at GREEN STAGE
ちょうどオアシス→グリーン間の橋をダッシュで渡り切ったら、1曲目の"初期衝動"が流れていて、
すぐにピットのエリアへ!(規制がかかっていなくて良かった~)
『超克』の曲を中心にプレイ。映像には規制でyoutube上から削除された"鼎の問"のPVが流れた時はすごくじーんっとしました。
この日のMCも毒が入りつつも芯が通ったMCで突き刺さりました。
ラストで「BRAHMAN始めます!」からの"The Only Way"は今回のフジの中で一番強烈な流れでした。
やっぱりこのバンドはずっと好き。


解散したと思ったらまさかの復活!
そして、あがっていた雨がまた降り始める・・・このバンドというかトレントは何か持ってます。笑
【21:30~】
[NINE INCH NAILS] at GREEN STAGE
状況が状況なだけにSUMMER SONIC09のマリンスタジアム、豪雨の中で観たライブが非常に重なったな~っと思いながら、スタートしたライブ。
けれど、ステージ上に登場したのはまさかのトレント・レズナー1人。
ここから先は是非、フルの尺でライブ映像を観て欲しいです。
何回ステージチェンジしたんだろうというぐらいの素晴らしいライブパフォーマンスでした。
個人的にはSUMMER SONIC'09で観たような激しいセトリを希望していましたので少々残念だった気持ちもありますが、今年のフジで個人的にはベストアクト!
撤退前に聴いた"The Hand That Feeds"はやっぱり最高。


っと初日はこんな感じでした。
初日、体力があればフラッシュバックメモリーズ観たかったな~

明日、二日目について書いていこうと思います。
今日はよく寝れそうです。



2013年7月24日水曜日

ヤング≒アダルト(原題:Young Adult 公開:2011年) [映画]




評価;92点(良い映画だけど恐い映画。 ※ホラー映画でもサスペンス映画でもない)






都会で執筆活動をしながら暮らす37歳のメイビスは、ある日元彼のバディから「赤ちゃんの誕生パーティに来てください」とのメッセージを受け取る。
夫と離婚していたメイビスは心をときめかせて、田舎のマーキュリーへ帰るのだが・・・


友人からのオススメでレンタルした本作。
非常に、面白いけど老いに残酷さを感じる映画。
体だけが大人になって、気持ちが子供のままでいることの孤独さが濃縮されていて、観ていて変な危機感を覚えた。
観ていて、自分の生き方を問い直すくらいに考えさせられる映画。
海外特有の笑うところがあっても日本では笑えないので、笑って観ていられるのは10代くらいなんじゃないかな。

役者では、正直あまり知らない役者さんが並んでいたけど、バディを演じていたパトリック・ウィルソンだけは知っていました。
良い役者さん。

是非、色んな人にオススメしたいけど、オススメしたことによって壁が生まれるんじゃないかと感がてしまうくらい強烈な作品でした。

2013年7月23日火曜日

遊星からの物体X ファーストコンタクト(原題:The Thing 公開:2012年) [映画]




評価:90点(前作の記憶が薄すぎるけど、素晴らしい出来!)





舞台は82年公開作品[遊星からの物体X]の三日前。
南極で発見された宇宙船の調査に乗り出したノルウェーの調査隊。
アメリカ人のケイトも古生物学者として調査に参加する。
すると、氷の中から一体のエイリアンを発見して持ち帰る。
地球外生物の発見にわく一行だが、その夜死んだと思われていたエイリアンが脱走して・・・


ジョン・カーペンターの作品[遊星からの物体X]の前日談を描いた本作。
人に化けるエイリアン、疑心暗鬼、そして前作へとつながるストーリー。
個人的には文句ないくらいに楽しめました。
とは言っても、前作を観たのは3年ほど前で記憶は薄かったので魅力は半減でしょうが、それでも楽しめるくらいの良作ではないでしょうか。

特筆すべきはクリエーチャー。
グロさ加減がたまりませんでした。
ストーリーも前作のように観ている側も疑心暗鬼にさせるような誰がエイリアンで誰が人間で、の感じが非常に良かった。

何にもいても冷静さと判断力、そして疑って孤独になっていく。
人間関係の縮図のような作品。

2013年7月21日日曜日

プロメテウス (原題:Prometheus 公開:2012年) [映画]




評価:80点(ご都合主義が多いものの、宇宙物はやっぱり未知と想像だらけで良い)






人類の起源と考えられる壁画を発見し、その謎が遠く離れた惑星にあることを突き止めた考古学者は、その惑星へと向かう。
しかし、その惑星へ向かうと人類を創造したエンジニアはすでに絶滅に瀕していた。
彼らが絶滅した謎を探るのだが・・・


エイリアンの前日譚として話題をよんでいた本作。
劇場公開時のうたい文句は「人類の起源」であった上に映画のポスターの顔もなんか規模を想像できないものでスルー。
しかし、DVDで観てみると・・・まあ~面白い!面白いけど、人類の初発見にしては出演者のリアクションがリアリティに欠ける。(地球も温暖化とかで生物的にもそういう時代なのだろうか。)
んで、エイリアンとのつながりがどこで出てくるのだろうと楽しみにしていると・・・出てこない。っと思ったラストに出てきました!
強引。

個人的に良かったシーンは、性交渉後のアレ。
あのシーンがあった時点でこの展開は読めたけど、やっぱり生命が何かを生むっていうのはこういう映画には必要な・・・というか必須な描写だと思う。
※日本映画はこういうところをオブラートにつつむから何だかな~っと思う

2をやるらしいけど、外しそうで怖い。

2013年7月20日土曜日

アメリカン・ビューティー (原題:American Beauty 公開:2000年)



評価:70点(アメリカのブラックユーモアはツボには来ない。話は好きだけど)






妻とは表面上の夫婦。子供とはほとんど会話がない。そんな家庭をもつ父親を中心に、家庭が壊れていく様子を描いた作品。


昨年度のシネマハスラーで007が1位に選ばれ、監督をしていたサム・メンデスの話が出るときに、
必ずこの作品も話に挙がっていたのでレンタル。
確かにブラックユーモアに溢れていて個人的には非常に好きなのだが、笑いはしない。
こういうドロドロとした人間模様が好きな私にはたまらない作品。

そしてやっぱり有名作品だけあって、ほとんどの出演者を観たことがあった。
特にジェーン役の子は、どっかで観たことある!と思ってたら、「テラー・トレイン」でした。
んで私も魅力的だな~っと思ったアンジェラ役の子は「デイ・オブ・ザ・デッド」のリメイクでした。
映画界は狭い。

噛み合わなくなったらそれまで。自分に正直に生きるのが一番。

2013年7月17日水曜日

ハンガー・ゲーム(原題:The Hunger Games 公開:2012年) [映画]




評価:70点(ぬるい!!)




貧困の12地区の12~18歳男女それぞれ1名、計24名でサバイバルを行い、勝者1名になるまで争うハンガーゲーム。
妹が選ばれ、身代りに出ることを決めたカットニスは様々な訓練をえて、ハンガーゲームの舞台にたつのだが・・・


公開当時、バトルロワイヤルとやたら比喩されていて気になっていた作品。
最初はリメイクだと思ってたけど、酷似しているようで別作品。
こちらは
「大衆向け」とどうしても感じてしまう。
とにかく何か都合展開過ぎてイラっとくる場面が多々あった。

主人公以外のほかの登場人物の特徴がイマイチよくわからないまま終わってしまった感が否めない。
世界観も独特なのはわかるけど、入りきれなかった。
たぶんこれは映画よりもドラマとかの1クールの方が描きやすいようにも感じた。

何でもご都合主義はあまり好きじゃない。

2013年7月15日月曜日

森崎書店の日々 [映画]




評価:82点(本を読まないし、神保町を訪れたことのない自分の頭の中の神保町のイメージ詰まった一作。「の」だらけ)




1年販社内恋愛で付き合った彼から別の人と結婚すると言われた貴子。
仕事も辞め傷心な日々を過ごしていたところに、神保町で古本屋を営むサトルから、
「本屋に住んでいいから店番を少し手伝ってくれないか」
と誘いがくる。
そして貴子の神保町での生活が始まって


女優さんというよりモデルさんとして好きな菊池亜希子さん主演ということと、テーマが非常に面白そうだったのでレンタル。
3連休が終わって明日から仕事の自分には非常に良い映画でした。
神保町という少し非日常的な空間もまた良かった。騒がしい毎日に比べて時間軸がゆったりなところが癒されました。

菊池亜希子さんの出演作を観るのはこれが初めてだったのですが、非常に透明感のある感じで良かった。
良い意味で普通で華のある女優さん。

人生色々嫌なことがあった時は、絶対にこういう時間が必要なんです。焦って前に進む必要なんかないんです。

FUJIROCK FESTIVAL '13 の予習編 7/27(STA) [2日目]

昨日書いた1日目に引き続き、2日目の観たいと思ってるとこを書いていきたいと思います。


【11:30~】
[THE CHERRY COKE$]と[OVERACOUSTIC UNDERGROUND"5"]できっと直前まで悩みます。


【12:40~】
[LAMA] at RED MARQUEE
ex.SUPERCARの2人と、元ナンバガ田淵さん、電気グルーヴのサポートをやってる牛尾さんからなるバンド。
まだ個人的にピンと来る曲がないのだけど、ライブは一度観てみたいのでフジで観ようと思ってます。





【13:20~】
[DOBERMAN] at ORANGE COURT
SKAは細かいこと気にせず楽しめるので絶対に楽しいでしょう。
"朱い太陽"が聴きたい!!





【14:00~】
[KYTE] at RED MARQUEE
シガーロスを彷彿させるんだけど、また少し違う唯一無地のバンド。


サマソニ来てたのは知らなかった。


この時間帯は[LAMA]→[KYTE]→[奥田民生]の流れが現実的かな~っと考えております。


【16:20~】
[FOALS] at GREEN STAGE
2日目、もっとも楽しみにしているバンド。
UKらしい少しエレクトロも入ったロックンロールな楽曲の多い1st中心だと嬉しいな~。



【19:00~】
[MANNISH BOYS] at WHITE STAGE
斉藤和義と中村達也(BLANKEY JET CITY)からなるユニット。
タワレコ限定シングルを視聴した時は全くピンとこなかったけど、ライブ映像を観たら二人の掛け合いが素晴らしかった。


60~70年代のロックを彷彿させる楽曲もあればベンチャーズちっくなのもあってすごい楽しそう。


【20:20~】
[Bjork] at GREEN STAGE
一度は観たいと思っていたアーティスト。
しかし最近のライブ映像を観ると、奇抜な衣装にばっかり目がいっちゃうのですが、フジではどうなのでしょう。




【21:30~】
[BOYS NOIZE] at RED MARQUEE
実は昨日までノーチェックだったのですが、改めてチェックして間違いなくこの時間のREDでドイツの激しいエレクトロサウンド。
間違いなく楽しいです。



あと、これ以外ですと[YOUR SONG IS GOOD]が観たかったのですが深夜3:15なので諦めます。


初日は深夜上映されるフラッシュバックメモリーズも観たかったりとまだまだ色んな思いもありますが、
他にもこれだけは観とけ!カス!!というのがあれば教えて頂くようお願いします。

フジまであと10日!!!

FUJIROCK FESTIVAL '13 の予習編 7/26(FRI) [1日目]

フジロック前夜祭までいよいよ10日を切りましたよ。
今年は26日(金),27日(土)に参加しますのでよろしくでございます。

今回は
一緒に行く友人とのスケジュール共有
別グループの友人との合流
普段自分が周りに押し狂ってるアーティストを除いたオススメのアーティスト
を目的に書いていきます。

「これ観とけよ、ボケ!」というアーティストがいましたら、是非ぜひ教えて下さいませませ。

では、まず26日(金)から
【11:30~】
[QUATTRO] at RED MARQUEE
一時期のメンバーチェンジも乗り切って、レーベル移籍もして、個人的に今のタイミングでフジ出演は嬉しい限りです。
ラストに演奏するであろう"HEY"が楽しみ。



[アルカラ] at WHITE STAGE
アーティストの毛色は正直あまり好きではありませんが、
楽曲が素直にカッコ良いので、[QUATTRO]と悩み中。




【12:30~】
[SOIL&"PIMP"SESSIONS] at FIELD OF HEAVEN
夜のヘブンとかで観たかったな~。


この時間帯は[CJ RAMONE]も気になっています。


【14:00~】
[cro-magnon] at FIELD OF HEAVEN
2008年に観て以来なのですが、無事に復活してよかった。苦笑





[KEMURI] at GREEN STAGE
たぶん一番聴いててライブにも行っていそうなところですが、実はまだライブ未体験でございます。
解散前から何度も観るチャンスがあったけど、どうにも音が当時の自分に合わなくて、
去年の再始動で改めて聴いてピントが合ってきたタイミングでのフジ!




ここの被りはなかなか悩ましいけど、[KEMURI]かな~。



【15:50~】
[FUN.] at GREEN STAGE
今年どれかフェスに必ず来るとは思ってたけど、まさかのフジ!(サマソニ予想でした)
"WE ARE YOUNG"も良いけど、"SOME NIGHTS"を聴けるのが楽しみでなりません。



【17:30~】
[MY BLOODY VALENTINE] at GREEN STAGE
やっぱりLOVELESSの音源をライブで聴きたい!


しかし、疲れてる時にノイズは睡魔を誘いそうで不安。笑


【18:10~】
[OF MONSTERS AND MEN] at WHITE STAGE
LIVE映像を観ていてもフジで観てみたいと思うバンド。


多少疲れていても[MY BLOODY VALENTINE]→[OF MONSTERS AND MEN]は観たいな~。
この後は[Chara]→[BRAHMAN]と続きます。
[BRAHMAN]は最前エリア規制にならないといいな~。


【21:30~】
[NINE INCH NAILS]
SUMMER SONIC09のマリンスタジアム、豪雨の中で観たライブはたぶん一生忘れないと思う。


このライブが日本に来るのが最後だろうと思っていたし、機材も売り払ってたし、
とにかくあの日を最後に観ることはもうないだろうと思ってたら、まさかのフジ!
豪雨覚悟で観に行く!!!


初日はこんな感じで。
2日目については明日書きます。
ではでは

2013年7月13日土曜日

黒部ダム [富山県中新川郡立山町]

先週末、友人が遊びにやってきて土曜日は松本観光をして、
日曜日は黒部ダムへ遊びに行って来ました!
車を2時間ほど走らせて長野側からのアクセス先、AM9:00 扇沢に到着。


無料の市営駐車場から徒歩5分。(駐車場では山登りの格好をしている方がたくさんいました)
もちろん扇沢駅の前に有料駐車場もあります。


こちらでトローリーバスのチケットを購入。
往復・大人2,500円(片道だけだと1,500円)


トローリーバス15分ほど走って黒部駅に到着。
電気バスのトローリーバスは意外に普通のバスとあまり変わりなかったです。笑


ちなみに黒部ダムは50周年。
到着して、真っ先にダム展望台へ!
※一緒のバスだったツアーのガイドさんが雨天で登れなくなるかもと言っていたため



220段の階段を上っていく途中にはこんなのがあります。


そしてダム展望台の眺めはこんな感じ!!
あいにくの雨でしたが非常に感動しました。


上を眺めてもこんな感じ。
この日はそれくらい悪天候だったのです。


降りていく度に近づいていくダムの放水。


 放水!
放水!!


水を貯めている側はこんな感じ。
ありえないくらい大きな木もありました


これらの木は回収して再利用しているとのこと。


 そしてダムえん堤からの眺め。

ダムえん堤の中央付近から見た眺め。
何も観えない。笑

そしてダムえん堤を過ぎたところで、観光放水の中止!
非常にラッキーでした。


黒部湖ケーブルカー駅につながるトンネル。
 ここはすごい寒かったです。

 トンネルを抜けると晴れ間が見え始めてきましたよ。
んで我々はガルベの切符を購入。(1,050円)

 時間があるので周りをフラフラと散策。
カンパ谷の吊り橋を渡りましたよ。


 サスペンス劇場に出てきそうな吊り橋。


そして、ガルペに乗車。
30分ほど走るのですが、動いていたら絶対に乗った方が良いです。
※水位が低いと動いてないとのこと


 そして戻ると放水の中止されたダム。
両方見てたのは非常に良かった~。


中央からの眺め。





この頃には12時を回っていたので、ダムレストハウスでダムカレ(1,050円)を頂きました。
グリーンカレーが非常に辛かった。笑



最後にくろよん記念館で映像を観て黒部を後にしたのでした。
滞在時間実に4時間。
一度も行ったことのない人は、是非行って欲しいところです。